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朝鮮民主主義人民共和国のチェ・ソンヒ外相とロシア連邦のセルゲイ・ラブロフ外相との戦略対話に関する公報
 朝鮮民主主義人民共和国のチェ・ソンヒ外相とロシア連邦のセルゲイ・ラブロフ外相との戦略対話に関する公報

 2024年6月、歴史的な朝ロピョンヤン首脳対面の際に締結された朝ロ間の包括的な戦略的パートナーシップに関する条約の精神に則り、両国関係が新たな戦略的段階で日を追って発展している中、朝鮮民主主義人民共和国のチェ・ソンヒ外相とロシア連邦のセルゲイ・ラブロフ外相との戦略対話が11月1日、モスクワで行われた。
 戦略対話の前に朝鮮民主主義人民共和国のチェ・ソンヒ外相とロシア連邦のセルゲイ・ラブロフ外相は朝鮮民主主義人民共和国内閣首相の金日成同志の1949年3月の初のソビエト社会主義共和国連邦の訪問を記念するプレートをヤロスラブリ駅で除幕する行事に参加した。 
 朝ロ外相の戦略対話では、今年6月、ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領の朝鮮民主主義人民共和国に対する国家訪問の際、朝ロ首脳対面で成された合意の履行にポイントを置いて、二国関係発展のための実践的な問題に対する深みのある意見が交換された。
 双方は伝統的な朝ロ友好関係を質的に新たな水準に引き上げた包括的な戦略的パートナーシップに関する条約の各条項を正確に履行しようとの固い意志を再確認した。
 主な国際問題に対する意見の交換では目下国際情勢に対する双方の評価が一致するということが確認された。
 朝鮮半島と北東アジア、そしてその他の地域で情勢激化の主な原因はアメリカとその追随国家の挑発行為にあるということについての共通の認識が表明された。
 ロシア側はアメリカとその同盟国の侵略政策を抑止し、地域の平和と安定を保つために朝鮮民主主義人民共和国の国家指導部が取っている措置に対する全面的な支持を表明した。
 朝ロ外相の戦略対話は朝鮮民主主義人民共和国とロシア連邦との包括的な戦略的パートナーシップに合致するよう、二国関係を全面的に拡大・発展させる上で実質的に役立つ重要な契機となる。
 朝ロ外相は閣僚級戦略対話を始め、両国の対外政策機関の間の対話を各クラスで引き続き行うことで合意した。

 2024年11月1日