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農業生産の科学化、情報化のために
 農業科学院の農業情報化研究所のパク・チョルチン主任は、奇抜なアイディアと頑強な実践力によって、農業の情報化でめぼしい実積を上げている科学者です。



 研究所に勤めてきたこの10数年間、パクさんは、農作物の生育のシミュレーション・プログラムと農作物の栄養診断プログラムなど、様々な農業情報技術製品の開発で中核的な役割を果たしました。
 ピョンヤン農業大学を卒業したパク主任が農業情報技術と縁を結んだのは、農業科学院の博士課程の頃からだそうです。
 「科学農業時代に相応しく農業部門の情報化が進められ、その重要さに目覚めました。
 それで農業生産の情報化で収められた多くの実用技術と世界トレンドのデータを研究し、分析した上で、科学農業に役立つプログラムの開発に力を入れることになりました」
 農作物の正常な生育が穀物の収穫量と品質を高めるための重要な方途の一つだということに着目したパクさんは、研究チームと共に雑草や病害虫を識別して対策を講じるプログラムの開発に取り組みました。
 高い実力と尽きない情熱で研究を続けたパクさんは、ついに雑草と病害虫の識別支援プログラム「保護」のバージョン1.0を出しました。
 このプログラムは、画像の解釈技術とAI技術を応用して、田畑で頻繁に発生する主な雑草と農作物を害する病害虫を高い精度で判別し、対策を講じるようにしています。
 スマホを利用して田畑の雑草や病害虫の名と特性を速やかに判別し、駆除の対策を講じるよう支援するこのプログラムは、導入されるが速く、農業勤労者の中で大きな反響を呼び起こしました。
 近頃は作物内窒素栄養診断プログラム「活力素」のバージョン1.0を開発して、農業情報技術製品の開発分野の実力者としての顔を見せました。
 「田畑別の土壌の特性と今の作物の生育状態、葉っぱの画像を通じた作物の窒素栄養状態などについて評価できます。
 合理的な施肥量を決めることのできるこのプログラムは、肥料の作用効果が最大に表れるようにするだけでなく、ヘクタール当たりの収穫量を平均7%以上引き上げます」
 今もパク・チョルチン主任は成果に慢心せず、農業生産の科学科、情報化のために研究を続けています。