/ 金正恩朝鮮労働党総書記の革命活動
金正恩同志がプーチン同志の訪朝を歓迎して招宴
 朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が、ロシア連邦大統領のウラジーミル・プーチン同志の訪朝を歓迎して6月19日夕、盛大な宴会を催した。
 宴会には、ロシア連邦のセルゲイ・ラブロフ外相、デニス・マントゥロフ政府第1副首相、アレクサンドル・ノバク政府副首相、ドミトリー・ペスコフ大統領府副長官兼報道官、ユーリー・ウシャコフ大統領対外政策担当補佐官、アンドレイ・ベロウソフ国防相、アレクサンドル・コズロフ天然資源環境相兼ロ朝政府間貿易・経済および科学技術協力委員会ロシア側委員長、ミハイル・ムラシコ保健相、ロマン・スタロボイト運輸相をはじめとする随行員とアレクサンドル・マツェゴラ駐朝ロシア大使、大使館員が招待された。
 朝鮮民主主義人民共和国国務委員会副委員長であるキム・ドクフン内閣総理、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長である最高人民会議常任委員会のチェ・リョンヘ委員長、チェ・ソンヒ外相と朝鮮労働党中央委員会の各書記をはじめとする党と政府、軍部の幹部が宴会に出席した。
 金正恩同志がプーチン同志と共に宴会場に姿を現すと、全ての参加者は非凡な英知と傑出した指導で朝ロ友好の新しい全盛期を開いている両国最高首脳たちを熱狂的な拍手で歓迎した。
 金正恩同志が、ウラジーミル・プーチン同志の訪朝を歓迎して演説を行った。
 金正恩同志はまず、新千年期を迎えていた24年前のあの時のように朝鮮民主主義人民共和国の首都ピョンヤンを再び訪れた尊敬するプーチン大統領同志とロシアの全ての友人を熱烈に歓迎すると述べ、ロシアの政府と人民に朝鮮民主主義人民共和国の政府と人民を代表して崇高な敬意と温かい兄弟のあいさつを伝えた。
 金正恩同志は、朝ロ友好関係に最も強力で包括的な新しい国家間条約締結という偉大な出来事が起こった歴史的な日に朝鮮人民の最大の国賓であるプーチン同志を歓迎する宴会にみんなが席を共にしたことに対する感慨を披歴した。
 金正恩同志は、朝ロ関係発展の道程で今日のような重大な出来事を迎えることができたのは全的にプーチン大統領同志の決断と努力、細心な関心によって成し遂げられた立派な結実であると評価し、朝ロ関係の新たな伝記を記しながら両国人民の永遠なる福利と百年の未来を保証しようとする自身の意志を明白な実践をもって遺憾なく示したプーチン同志に改めて心からの謝意を表した。
 金正恩同志は、ロシアのような強い国家を戦略的パートナー、同盟国としているのはわれわれにとってまたとない誇りであり、光栄であると述べ、新たな国家間条約を基盤にしてロシア連邦と各分野にわたって多面的に緊密に支持、連帯しながら不敗の朝ロ友好関係を永続的に昇華、発展させていこうとするわが共和国政府の不変の立場を明らかにした。
 金正恩同志は、尊敬するウラジーミル・プーチン同志の健康を祈って、最も友好的な隣邦であるロシアの絶え間ない隆盛と復興・繁栄のために、世がうらやむ不敗の朝ロ友好関係の永遠不滅を祈願して、宴会に列席した全ての同志と友人の健康のために乾杯することを提議した。
 続いて、ウラジーミル・プーチン同志が答礼演説を行った。
 プーチン同志は、立派な朝鮮民主主義人民共和国を国家訪問するように招いてくれたことについて金正恩同志と朝鮮の全ての友人に改めて心からの謝意を表した。
 プーチン同志は、親切な宴会が催されたことによって受けた感動を披歴し、今日の会談が平等で互恵的な協力をより一層発展させようとする互いの関心を確認してくれたと言及した。
 プーチン同志は、今、順調でない世界情勢の中で両国は、前の世代によってもたらされた栄えある伝統に基づいて同志的関係と兄弟的支援、善隣協力の絆を引き続き強化していることと、地域と世界の全般で平和と安定、繁栄を推し進めるために国際舞台で積極的に協力し、米国とその追随勢力の覇権と新植民地主義的実践に反対して、そしてわれわれと縁のない発展モデルと価値観を強要しようとする試みに対抗して共に闘っていることについて強調した。
 プーチン同志は、ロシアと朝鮮には「遠くの親類より近くの他人」という格言があると述べ、このような人民的英知が両国関係の性格を反映していると言及した。
 プーチン同志は、ロシア連邦と朝鮮民主主義人民共和国の友好および協力のより一層の強化のために、両国人民の福利と繁栄のために、金正恩国務委員長同志と宴会に参加した朝鮮の友人の健康のために乾杯することを提議した。
 宴会は、終始友愛の情溢れる和気あいあいとした雰囲気の中で行われた。