金正恩総書記が主な軍需工場を現地指導しました
朝鮮労働党総書記で、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長の敬愛する金正恩同志が8月11日と12日、戦術ミサイル生産工場を始め、主な軍需工場を現地指導し、軍需生産の実態を把握しました。
チョ・チュンリョン、キム・ジョンシクの両同志が同行しました。
金正恩総書記は、戦術ミサイル生産工場を現地指導し、ミサイルの生産実態と生産能力の補強及び工場のリノベーションの状況を具体的に把握しました。
金正恩総書記は工場が近年、戦術ミサイルの生産に力を入れることについての党中央軍事委員会の指示に従って、生産での科学技術上の懸案を解決し、生産工程のオートメ化と自立化を実現しただけでなく、生産能力を絶えず拡大し、設備の近代化も力強く推し進めて、現行の軍需生産の目標を計画通りに違えず達成していることに満足の意を表しました。
そして、工場ですでにロット生産している戦術ミサイルを機動的に生産すると共に、新しく開発される戦術ミサイルの生産工程を迅速に構築するための対策を追いつかせ、工場の増改築とリノベーションを不断に実現していることも高く評価しました。
総書記は工場ですでに達成された成果を踏まえ、現存のミサイルの生産能力をさらに飛躍的に向上させて、拡大・強化された前線部隊とミサイル部隊の編制の需要と作戦計画の需要に応じて大々的に生産して装備させる重大な目標を示しました。
そして戦争準備の質的レベルは軍需産業の発展にかかっているとし、人民軍の戦争準備を促がす上で工場の責任はとても重い、工場では労働者の愛国の熱意に働きかけて、戦争準備のための生産を高揚させるべきだと述べました。
金正恩総書記は戦術ミサイル発射台車の生産工場を現地指導し、様々な発射台車の開発と生産の実態をつぶさに把握しました。
総書記は党中央の軍事戦略的企図に沿って、戦場で使われる有力な重要兵器の台車の迅速な開発と生産の意義を強調し、部隊の装備の需要と利用の方案が確定されたのに合わせて、質的レベルの優勢な朝鮮式の発射台車の生産に総力を結集して、第8回党大会が示した計画の生産目標を必ず遂行すべきだと述べました。
そして台車の生産で多用途化を実現するのは国防科学のトレンドからしても、また作戦環境での効率的側面からしても第一義的な問題となる、台車の設計を絶えず更新し、生産工程の近代化に力を入れて軍隊の戦争準備の完成に実際的に役立つ近代的な高性能の発射台車をより多く生産し、装備しなければならないと強調しました。
金正恩総書記は戦闘装甲車の生産工場を現地指導し、第8回党大会が示した多用途戦闘装甲車の開発の実態を把握しました。
総書記は、工場が第2回装甲武力の革命を起こすことについての党中央の大構想と戦略的企図に即して、装甲車の生産能力の拡大と近代化で達成した成果を高く評価しました。
そして新しく開発した多用途戦闘装甲車を直接運転して、その戦闘的性能と機動性を把握し、朝鮮式多用途戦闘装甲車の開発で到達すべき戦術・技術上の諸元と工場の課題を示しました。
金正恩総書記は、大口径操縦ロケット砲弾の生産工場を現地指導し、党中央が示した重要目標の達成状況と生産工程の近代化及びロケット砲弾の生産正常化の実態を把握しました。
そして国防科学研究部門がロケット砲弾の弾道精密操縦化の実現を最も重大な目標として掲げ、力を入れた結果、大成功を収めたとし、122ミリメートルと240ミリメートルのロケット砲弾の操縦化を実現したのは、現代の戦争準備で重大な変化となり、最大の撃破効率を裏付けるので、ロケット砲の利用分野での一大革命となる、新たな技術が人民軍に取り入れられた時点で、今や、砲弾の生産に総決起して砲兵武力の戦闘性を一段と引き上げるべきだ、こう述べ、
工場が人民軍の砲兵武力の強化に占める位置と重要性を肝に銘じて、科学者、技術者、従業員の精神力を残らず発揮させ、技術革命、増産革命を起こして生産工程の近代化で巨歩の進展を遂げ、生産正常化を力強く進めていることも評価しました。
総書記は前線部隊の砲兵武力の強化で操縦ロケット砲弾の生産をねずみ算式に増やすのが極めて切実な問題となる、増加した軍の作戦の需要に即して砲弾の生産で成長をもたらして、より多くの砲弾を前線部隊に縦深配備しなければならない、
わが軍隊はいつでも、いかなる戦争にも対応できる圧倒的な軍事力と用意万端の態勢を徹底的に整えて、敵が敢えて武力を使用する考えも及ばないようにし、もし襲い掛かるなら必ず壊滅させなければならないと述べました。
金正恩総書記は、人民軍の戦争準備をより完璧に整えることについての党中央軍事委員会第8期第7回拡大会議の思想の実行で軍需工場が受け持っている任務が極めて重要だと改めて強調しました。