国の防衛力建設と軍建設の歴史的転換期の要求に応じて主体的海軍武力の強化を緊急かつ優先的な課題としているわが党の強兵建設路線と方針を貫徹するために、敬愛する金正恩総書記は近代的な海軍基地の建設を現地で確認し、その実現方向と方途を明示しました。
朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長で党中央委員会の書記であるパク・チョンチョン元帥、朝鮮民主主義人民共和国のカン・スンナム国防相、朝鮮人民軍総参謀部のリ・チャンホ副総参謀長兼偵察総局長、朝鮮人民軍のキム・ミョンシク海軍司令官、海軍の東海・西海艦隊司令官たちが同行しました。
金正恩総書記は、海岸沿線に沿って港湾施設を建設する予定地区を見て回りながら、指導的幹部らと共に建設方向に関する実務的問題を協議しました。
金正恩総書記は、領土の東、西に海を控えている海洋国であるわが国は、国家建設においても国防力建設においても造船業と海軍武力の発展をいつも重視してきた、第8回党大会が示した新時代の強兵建設目標に従って海軍武力を短期間に地域安保環境に相応する強力な軍種集団に発展させる上で、近代化・多機能化された海軍基地の創設は極めて重要な工程であると述べ、戦略的要衝としての海軍基地建設予定地の地政学的有利さについて概括しました。
金正恩総書記は、われわれが近いうちに現存の艦船係留施設能力では収容できない大型水上および水中艦艇を保有することに合わせて最新型大型艦船を運用する海軍基地の建設は焦眉の課題になっていると強調し、艦船係留と搭載兵器システムの運用・取扱、海兵の文明的な基地生活文化を確立できる軍港建設の必要性に言及し、わが国の海軍力の象徴、海軍の作戦指揮と海軍文化の中心地としての近代化された港湾都市を打ち建てるのは差し迫った時代的課題であると述べました。
金正恩総書記は、軍港防御のための対空および海岸防御兵器システムを配備する上での軍事的対策も示しました。
金正恩総書記は、以上のような当面の措置を強く実行して、わが党の海軍戦力強化路線の貫徹で画期的な一歩を踏み出さなければならないと強調しました。
チュチェの革命偉業の遂行の強力な前衛隊であり、主力である革命軍隊を不断に強化し発展させて、祖国と人民の繁栄と安泰、子孫万代の幸福をしっかり守り抜くのは、わが党が掲げている最も重大な国事、革命の第一の大課題です。