金正恩総書記が朝鮮人民軍特殊作戦武力訓練基地を視察しました
朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が9月11日、朝鮮人民軍特殊作戦武力訓練基地を視察し、戦闘員たちの訓練を指導しました。
朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長で党中央委員会書記であるパク・チョンチョン元帥、朝鮮人民軍のリ・ヨンギル総参謀長、朝鮮人民軍総参謀部のリ・チャンホ副総参謀長兼偵察総局長、朝鮮人民軍総参謀部のキム・ヨンボク副総参謀長をはじめとする総参謀部の作戦および訓練部門の指揮官が同行しました。
敬愛する金正恩総書記は、訓練基地の複数の施設を見て回りながら実態を具体的に確かめました。
金正恩総書記は、基地の全ての施設と訓練場を実戦仮想訓練を実用的に行えるように効果的に設備し、戦闘員を万能戦闘員に厳格に育成していることについて高く評価し、今後、訓練施設をより更新し、運用を科学化するための条件保障に国防省と総参謀部が積極的な関心を払うよう強調しました。
敬愛する金正恩総書記は、監視台に上がって訓練綱領に従って戦闘員たちが行っている対象物の偵察および襲撃戦闘訓練を見ました。
厳しい決戦の時刻が来るなら、敵の心臓部を急襲し、攻撃する部隊の進撃路を一気に切り開くという百倍の覚悟で胸を燃やし、訓練場ごとに忠誠と偉勲の玉の汗を流してきた全ての戦闘員は、敬愛する金正恩総書記をお迎えして行う訓練でも本当に戦うことができ、戦えば必ず勝利する百戦百勝の革命武力の戦いの気概、戦いの気質を余すところなく誇示しました。
金正恩総書記は、主体的で近代的な戦闘法に完全に精通し、素早く訓練場を駆け巡る軍人たちを頼もしげに、満足げに眺めながら、全ての戦闘員が革命的で、強力な訓練熱風の中で一様にたくましくて勇敢無双の「一当百」のつわものに成長して確実な臨戦態勢を徹底的に堅持していることについて高くたたえました。
金正恩総書記は、銃弾のように固くて充実した勇猛な兵に準備されたわが軍人たちの気迫に満ちた姿を見ると本当に心強く、大変誇らしいとし、必勝のみを轟かせていくわが軍隊の頼もしい近衛兵、熱血猛将に育った戦闘員たちを力強く鼓舞、激励し、彼らと共に記念写真を撮りました。
百戦百勝の鋼鉄の総帥の慈愛深い懐に抱かれて誉れ高い評価と大いなる光栄に浴した戦闘員たちの限りない感激と歓喜、誇りと自負が雷鳴のような熱狂的歓呼の声と化して激しく噴出しました。
敬愛する金正恩総書記は、今日の訓練で見るようにわが軍隊にはこのような有能な真の兵{つわもの)が必要であると強調し、有事の際、砲煙弾雨の戦場を一寸のためらいもなく勇敢に突進しながら敵を打ちのめすことのできる「一当百」の気質の持ち主、錚々たる中核戦闘員を一人一人育ててわれわれの特殊作戦武力をさらにしっかり建設すべきだという綱領的教えを与えました。
金正恩総書記は、現代戦争の様相と性格を考察してみるとき、よく訓練され、準備された特殊作戦武力を戦場の基本戦闘武力として押し立てるのは勝敗の決定に重大な影響を及ぼし、特殊作戦武力の建設はわが武力建設において重要な構成部分になると述べ、訓練革命、思想革命、装備革命を確固ととらえて最精鋭の朝鮮式特殊作戦武力の強化に力を入れるべきだという戦闘的課題を提示しました。
金正恩総書記は、一にも、二にも、三にも実戦訓練を引き続き強化することについて言及し、常に強調することだが訓練で汗を多く流せば戦争で血を多く流さずにすむものである、戦争は事前に予告を出して引き起こすものではないとし、それゆえわが軍隊は今日、直ちに戦争が起こるとしても、即時一挙に敵を制圧し、無慈悲に掃滅して完全に平定できるように万端の準備を整えなければならない、銃を握った軍人にとって度合いの強い実戦訓練に身心を尽くすのがすなわち、国家と人民への第一の愛国心であり、忠誠心であり、第1の革命任務であると述べました。
金正恩総書記は、訓練で厳格な要求の度合いを引き続き強め、われわれの方式の訓練内容と方法を絶え間なく向上させて戦争に完璧に備えることで、有事の際、わが軍隊と遭遇すれば必ず敵が血を流さざるを得なくなるようにしなければならないと断固と述べました。
金正恩総書記は、思想の力を所有できなかった軍隊の勝利について決して考えることができないとし、いくらよく準備された軍隊も思想がなければ烏合の衆にすぎない、戦いを知る前に党と祖国と人民を先に知る真の愛国兵士になるとき、勝利はいつも彼らの側にあるものである、わが人民軍固有の政治的・思想的優越性を一層立派に培養し、積極的に発揚させて軍人を精神力の最強者によりしっかり準備させなければならないと述べました。
軍人に対する思想教育を強化する上で階級的教育は片時もおろそかにしてはならない重大な課題として提起されるとし、全ての軍人に確たる対敵意識と主敵観を信念として刻み付けるための教育をより攻勢的に繰り広げなければならないと述べました。
敬愛する金正恩総書記は、この世のどの軍隊も模倣することができない不屈の英雄的気質と戦闘精神が全隊伍を支配しているわれわれの革命的武装力は今後も絶え間なく成長、強化されるであろうし、その名声と実体だけでも敵が恐ろしくて襲い掛かる考えさえできない戦争抑止力になるであろうと確信に満ちて述べました。
全ての戦闘員は、自分らの訓練場を訪れて必勝の勝法と戦闘的鼓舞を与えた金正恩総書記の大いなる信頼と期待を血のたぎる胸ごとに満装填(そうてん)し、烈々たる愛国精神をもってより完璧な実戦能力構築に邁進することで、いつも進撃の先頭に立ってわが国家と人民を最も誉れ高く、最も頼もしく守っていく第一の旗手になるという革命的熱情と衝天の士気に満ちていました。