朝鮮労働党
朝鮮労働党中央委員会のキム・ジョンシク副部長が同行しました。
現地で、ミサイル総局長のチャン・チャンハ大将と国防科学研究部門の指導幹部が
試射は、新型中・長距離極超音速ミサイルの全般的な設計技術的特性を実証し、兵器システムの信頼性を検証するところにその目的がありました。
新しいこの兵器システムの初の試射は、安全を考慮して射程を1000キロメートルの限度内に限らせ、第2段階エンジンの始動遅延と能動区間での急激な軌道変更の飛行方式で、速度と高度を強制制限して、極超音速滑空飛行戦闘部の滑空跳躍型飛行軌道の特性と側面機動能力を実証する方法で行われました。
祖国と人民の運命に対する崇高な責任感を抱いて、絶対不変の意志と尽きない精力で先端兵器の開発・完成の無数の草分けの道を自ら切り開き、その絶え間ない飛躍的発展のための火線で限りない献身と労苦を捧げている
続けて、
ミサイル総局長のチャン・チャンハ大将が試射を指揮しました。
発射号令がかかると、雷鳴のような爆音が天地を揺るがし、激しく噴き出された火柱が地面を熱しながら、わが共和国の軍事力を力強く誇示する先端ミサイルが発射されました。
ピョンヤン市郊外のある軍部隊の訓練場で東北方向へと発射されたミサイルから分離した極超音速滑空飛行戦闘部は、想定された飛行軌道に沿って1次頂点高度101.1キロメートル、2次頂点高度72.3キロメートルを経て飛行し、射程1000キロメートル界線の朝鮮東海上の水域に正確に着弾しました。
試射は、周辺諸国の安全にいかなる悪影響も与えていません。
試射を通じて、新しく開発した極超音速滑空飛行戦闘部の敏活で優れた機動の特性がはっきり実証され、新型中・長距離極超音速ミサイルの重大な軍事戦略的価値が極悪な試験環境での検証を経て、きわめて有意義なものと評価されました。
そして、今日の驚異的な成果はわが共和国武力の核戦争抑止力の向上において大きな変化をもたらす特大の出来事になるとし、これはほぼ10年間にわたるわれわれの困難に満ちた国防科学研究闘争の貴い結実で、わが党の自衛的国防建設路線の正当性の誇示であり、われわれの力と知恵、奮闘によって獲得した誉れ高い勝利であると力強く述べました。