/ 金正恩朝鮮労働党総書記の革命活動
金正恩総書記がハムギョン南道シンポ市浅海養殖事業所の建設現場を現地指導しました
 朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が、ハムギョン南道シンポ市プンオ洞地区に新たに建設されている浅海養殖事業所の建設現場を現地指導し、工事の実態と養殖場の造成および管理・運営準備状況を確認しました。
 朝鮮労働党中央委員会の主要幹部と設計および施工単位の指導幹部、朝鮮労働党ハムギョン南道シンポ市委員会のチャン・ギョングク責任書記をはじめとするシンポ市の責任幹部が金正恩総書記の現地指導に同行しました。
 シンポ市浅海養殖事業所は、敬愛する金正恩総書記が去る7月15日、歴史的な地方経済発展関連協議会を指導しながら、各地方の経済的資源と潜在力の総体を実情に即して正しく開発・利用するための計画を作成し、中央の強力な支援の下で地方経済を決定的にもり立てられる実質的な対策を講じることで、地域人民の物質・文化生活を画期的な発展軌道に乗せるべきだという革命的な方針を打ち出し、その可能性を実証するためにモデルケースとして浅海養殖業の新しい標準拠点を整えるという課題に従って、この数カ月間、工事を進めてきた重要な地方建設政策の対象です。
 その間、朝鮮労働党の地方経済発展政策を立派に貫徹する決意に満ちた軍人建設者とシンポ市浅海養殖事業所の幹部、技術者、従業員は、事業所の建築工事と養殖場の造成および管理・運営の準備を同時に力強く推し進めて、現在、総工事量を70パーセントの水準で遂行し、100ヘクタールの養殖場を造成し、ホタテガイとコンブのテスト養殖を行っています。
 同事業所は、近代的な浅海養殖業の科学化の水準を最大に高める目標を立て、新しい養殖技術と方法を積極的に取り入れることで、生産周期の短い優良品種のホタテガイの生存率を80パーセントの水準に保障しながら生産拡大の科学技術的保証をもたらし、コンブ養殖の先進技術の導入においても重要な成果を収めました。
 党中央の直接的な関心と配慮によって事業所で利用される各種の漁具資材やプラスチック製ボート、養殖母船をはじめとする必須の生産手段、設備、装備が完備されており、加工場に据え付ける設備一式の製作と確保も最終段階で行われています。
 金正恩総書記は、「地方発展20×10政策」が規定した各地方の固定建設対象のほか、地域の様々な資源と自然地理的環境を積極的に利用し、地域経済発展の原動力を確保する事業もやはり、党の地方経済発展政策において重要な位置を占めている、われわれは各地方が自らの天然資源、経済的資源を効果的に開発・活用し、自立的に発展する元手をもたらすようにすべきだと重ねて強調し、そのためには各市・郡の条件と環境を自分の地方経済の発展に正しく利用するための将来を見通した発展方向と計画から正確に作成することが重要であると述べました。
 今回の重要建設の設計を通じて、産業施設の設計分野においても非科学的で実利性のない一律的な平面を構成していた従来の方式から脱し、機能性、経営管理の利便性を基本とする多様な空間利用方式を積極的に生かした設計に対する新しい概念を体得し、現実に適用する推移に進んでいることに対し、肯定的な変化、産業施設の設計における不振が克服されたものと評価するであろうと述べました。
 金正恩総書記は、しかし、いまなおわれわれの建設事業の全般においては技術課題書の作成から設計、審議、合議、予算の編成など、全ての工程が建設法に準じた科学的で法規的な手順に従って厳格に行われておらず、近年、建築の設計が当該施設の用途と能力、機能性の面よりも直観的効果にのみ偏り、正確な計算もなく規模を定めるなど、趣味本位的かつ無規律的で、経済的実利性を保障できない弊害が少なからず現れているとし、その代表的な実例を指摘しました。
 経済的効率と実利性をよく検討して最適化、最良化の方案を反映し、当該建築物の用途別機能性を高める原則に基づいて、設計の全般がより更新された事業システムに依拠すべきであり、それを監察し審議・承認するシステムも一層強化すべきだと述べました。
 金正恩総書記は、中央の当該機関は先進的な浅海養殖業の最新科学技術資料を普及する整然としたシステムを確立し、従業員の技術・技能水準を高める事業を強くとらえて推し進めなければならないと述べました。
 金正恩総書記は、現在の建築工事の実態を確かめ、党中央委員会12月総会以前に今年の重要政策対象として進めるこの事業を立派に完了するには、技能工の陣容を一層増強する必要があると結論し、当該の手配を行いました。
 金正恩総書記は、シンポ市浅海養殖事業所を立派に建設・運営し、浅海養殖のモデルにつくって全国に積極的に一般化すべきだ、海岸沿線の市・郡が浅海養殖を活性化できる条件を国家的に責任をもって整えるべきだ、わが党の地方発展政策を実現するためには国の全ての資源を全面的に調査し、科学的に計算した上で地方が発展する可能性を最大限見つけ出すべきだと重ねて強調しました。
 敬愛する金正恩総書記のシンポ市浅海養殖事業所の建設現場への現地指導は、大幅に拡大・深化する地方中興の歴史的偉業の遂行において各地方・地域が自らの発展の科学性と効率性を画期的に向上させうる明確な発展戦略と展望目標を立て、その実行を革新的かつ創造的な立場に立って積極的に推し進められる強力な実践的保証をもたらした重要な契機です。