/ 金正恩朝鮮労働党総書記の革命活動
金正恩総書記がサムジヨン市の建設事業を現地で指導しました
 朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が7月11、12の両日、サムジヨン市の建設事業を現地で指導しました。
 朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員であるキム・ドクフン内閣総理とチョ・ヨンウォン、リ・イルファン、キム・ジェリョンの各氏をはじめとする党中央委員会の主要幹部が同行しました。
 敬愛する金正恩総書記は、2021年11月14日、山間文化都市の標準、モデル地方都市に変わったサムジヨン市を現地指導しながら、4年間にわたるサムジヨン市の建設事業が党の構想と意図通りに成功裏に行われたことを誇らしく総括し、サムジヨン市の生活環境の変貌に合わせて道路と鉄道工事を積極的に推し進め、生態環境と森林保護の対策を立て、旅館およびホテルを追加建設する問題をはじめ、サムジヨン市を革命戦跡踏査地区、観光地区として一層立派に建設するための綱領的課題と方途を示しました。
 金正恩総書記の現地指導での教示と党中央総会の決定を体して、サムジヨン市の追加工事計画は基本的に完結しました。
 サムジヨン革命事績館と便益サービス施設をはじめ40余りの公共および生産用建物工事と数十世帯分の従業員の住宅の建設、230キロ余りに及ぶ道路工事を終え、サムジヨン空港の改修と鉄道工事など未完成の一部の対象工事が進捗、または準備中にあります。
 敬愛する金正恩総書記は、サムジヨン市の各所を見て回りながら建設事業の実態を具体的に確認しました。
 金正恩総書記は、建設者たちがサムジヨン市を革命伝統教育の威力ある拠点、文化的な山間都市の典型としてより完璧に建設するための重要計画事業において責任ある努力を傾け、立派な成果を収めたことについて高く評価しました。
 金正恩総書記は、建設過程で現れた指導幹部の無責任さとそれによって生じた一連の重大な偏向について厳しく指摘し、必要な措置を講じるよう指示しました。
 金正恩総書記は、新しく建設された国内観光客のための旅館を見て回り、発展する時代の要求に根本的に反して古くて立ち後れた基準でいい加減に施工したことについて厳しく指摘し、これによって新設の建物に対する不正常の改造・補修の必要性が生じた問題が、市の開発の総体的展望目標計画事業にどんな障害をもたらし、どれほどの経済的損失を招いたかに言及し、あまたの深刻な欠陥を竣工検査でそのまま通過させて運営単位に引き渡す無責任な行為を働いた建設監督機関の甚だしい職務怠慢を厳しく批判しました。
 金正恩総書記は、建設監督機関の役割を強めることについて機会あるたびに強調しているが、この部門の活動家たちは党中央と政府の要求と指示、警告を聞き流しているとし、国家建設監督省の責任幹部という者が最も重視されているサムジヨン市の公共施設の竣工検査に一切関与しなかった一つの事実をとってみても、思想的弛緩と職務怠慢がどの程度に至ったのかがよく分かると述べました。
 金正恩総書記は、国家建設監督相のリ・スンチョルは竣工検査が始まった昨年12月から現在までたった一度もサムジヨン市に出かけず、現地指揮部の活動家だけに放任し、国家建設監督省の前副相という者は現地に居座って無責任な態度で無為徒食したが、彼らは国家と人民に奉仕しようとする観点が全くなく、国家公務員としての初歩的な道徳や資格もないけしからぬ連中であると厳しく指摘し、彼らを権利停止させ、直ちに法機関に引き渡して調査するよう指示しました。
 また、責任あるサムジヨン市建設指揮部の竣工検査委員会のメンバー全員を活動停止させて厳格に問題視し、建設部門の政治グループの責任者を務めている党中央委員会組織指導部の副部長を降職させるよう指示しました。
 金正恩総書記は、ピョンヤン市の住宅建設にのみ偏重して、建設事業全般を指導すべき職務上の任務遂行を怠った内閣副総理と国家設計機関の責任幹部の趣味本位の観点と活動能力も当然再調査されるべきだと述べました。
 金正恩総書記は、サムジヨン市建設事業で現れた問題点が如実に示しているように、指導幹部が無責任で、建設監督がおろそかになるとこのように党の主体的建築思想と建設政策が正確に貫徹されず、国家と人民の利益が損害され、侵害される重大な結果が招かれるようになると再三強調し、全てのことを早急に是正すべきだと述べました。
 敬愛する金正恩総書記は、日ごとに昇華するこんにちの現実的要求に照らして、サムジヨン市をより斬新で革新的な文明都市に一新させるための重大な課題を示しました。
 金正恩総書記は、サムジヨン市をわが国の北部山間都市の典型に、特色ある複合型山岳観光地区、四季を通しての山岳観光地区に開発して、人民の文化的な要求を最高の水準で満たし、国際観光も活性化していく党の構想を披歴し、天然樹林と山岳を擁しているペクトゥ山一帯の大自然は世界に誇るに足るわれわれの貴重な資源である、世界的な名山であるペクトゥ山観光文化地区を立派にうち建てて、わが人民と世界各国の人々がよく訪ねる所につくり、観光業が地方発展の重要な原動力になるようにすべきだという綱領的な教示を与えました。
 金正恩総書記は、サムジヨン市の未開拓地であるポテ地区は降雪量が多く、自然地理的および気象気候的にもスポーツおよび体験活動型山岳観光地区の適地と言えるとし、大規模スキー観光休養地の建設事業を2年間に推進する問題を討議し、プクポテ山を中心にスキー場と観光休養地を建設し、サムジヨン空港を改修し、観光鉄道を敷設するための段階別課題、そしてサムジヨン市の観光資源を効率的に開発、利用するための方向と方途も明らかにしました。
 金正恩総書記は、建築が国と民族の文明度と当該社会の発展レベルを視覚的に見せる重要な尺度であることは以前からわが党が引き続き強調してきた問題であるとし、サムジヨン市の文化観光施設を民族的特性と現代性を結合させたわが国特有の発展した建築様式で建設しなければならないと述べました。
 金正恩総書記は、一つの建築物にも時代の思想が反映され、文明水準が反映されるだけに、建設そのものはすなわち重要な思想活動であると述べ、建築で主体性を確立して朝鮮民族第一主義、人民大衆第一主義を徹底的に具現すべきであると重ねて強調しました。
 そして、プクポテ山地区のスキー観光休養地を、わが党の人民大衆第一主義の建築理念が完璧に具現され、人民に奉仕し、人民の要求がはっきり反映された人民が好んで利用する人民の文化休養地に立派にうち建てると述べました。
 金正恩総書記はこのほかに、ペクトゥ山登山観光路線を2車線に拡張して舗装する問題、ムドゥ峰地区までの観光鉄道を敷設する問題など、ペクトゥ山登山の便宜を図り、革命戦跡踏査活動を絶えず強化するための重要課題も示しました。
 金正恩総書記は、サムジヨン市の周辺の山岳地区に踏査者、観光客のための宿泊および公共サービス施設と山岳鉄道、ロープウエーなどの交通運輸施設を段階的に設備および拡大することについても述べました。
 金正恩総書記は、山地面積が全領土のほとんど80%を占めているわが国の自然地理的特性に即して、山岳観光業を将来性のある産業に発展させなければならないと強調し、これと同時に自然および環境保護のための法律的、制度的装置も完備するのが重要だと述べました。
 敬愛する金正恩総書記は、膨大なサムジヨン観光地区建設事業は国の自然を広く紹介、宣伝し、人民の文化的生活水準を一段と高め、観光業を通じて地方発展の推進力を確保する上で実に重要な意義を持つ事業であると述べました。
 金正恩総書記は、われわれが構想しており、必ず近い将来に完成すべきペクトゥ山観光文化地区は、おそらく友好的な外国の友人たちにも独特な魅力を感じさせる観光地になるということは疑う余地もないと述べました。
 人民の幸福と祖国の富強・繁栄のための無数の草分けの道ごとに尽きない思索と心血と精力を惜しみなく傾けて日ごとに興隆・繁栄する新しい世の中を絶えず構想し、手繰り寄せている創造と建設の偉大な英才、人民の慈父である金正恩総書記の卓越かつ洗練された指導によって、近い将来に歴史的なサムジヨンの地には、万人を驚嘆させる驚異的な人民愛の奇跡的現実が立派に繰り広げられるでしょう。