/ 金正恩朝鮮労働党総書記の革命活動
朝ロ人民の友好と団結、真の戦友関係を実証した歴史的なシーン
ロシア連邦大統領を歓迎する儀式を盛大に挙行
数十万のピョンヤン市民が総出で最大の国賓として迎える
 兄弟のロシア人民の友好の使節を最大の国賓として迎えたピョンヤンは歓迎ムードに包まれている。
 首都の高層、超高層建物には朝鮮民主主義人民共和国とロシアの大型国旗が垂れ下がり、ウラジーミル・プーチン同志の大型肖像画が掲げられており、各所に「ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチン同志を歓迎します」、「歓迎プーチン」、「不敗の朝ロ友好団結万歳!」、「朝ロ友好は永遠なり!」などのスローガンと標語が記されたポスター、歓迎看板が立てられていた。
 美しい花で特色のある花壇と旗束、五色旗などで飾られた数十里(朝鮮の十里は日本の一里に相当)の沿道は、親しい隣邦の最も貴い賓客を迎えるために集まった各階層の群衆で埋め尽くされていた。
 ウラジーミル・プーチン大統領が乗った専用車がオートバイの護衛を受けながら宿所であるクムスサン迎賓館を出発すると、沿道でピョンヤン市民が熱烈に歓迎した。
 群衆は、地理的には離れていても共通の偉業のために全面的な支持と私心のない声援で友好・協力関係の新しい地平を果敢に開いていく朝ロ間の戦闘的・血縁的絆に対する大切な感情を抱き、歓迎のスローガンを叫びながら両国の国旗と花束を熱情的に振った。
 リョミョン通りとケソン通り、朝ロ人民の戦闘的友誼の象徴である解放塔が立っているモラン峰の麓の沿道をはじめ車の行列が通り過ぎる街で市民は、プーチン同志に格別な尊敬と信頼の念を表した。
 ロシア連邦大統領を歓迎する儀式が6月19日、金日成広場で挙行された。
 この日の盛大な儀式のために重みを持たせて立派に飾られた広場には、朝鮮民主主義人民共和国の国旗とロシア連邦の国旗がはためき、朝鮮人民軍儀仗隊と名誉騎兵隊、国防省中央軍楽団が整列していた。
 朝鮮民主主義人民共和国国務委員会副委員長であるキム・ドクフン内閣総理、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長である最高人民会議常任委員会のチェ・リョンヘ委員長と朝鮮民主主義人民共和国のチェ・ソンヒ外相、朝鮮労働党中央委員会の各書記をはじめとする党と政府の幹部が出席した。
 朝鮮民主主義人民共和国のカン・スンナム国防相をはじめとする国防省の指揮メンバーが出ていた。
 ピョンヤン市民と朝鮮人民軍将兵、青年学生と子供が両国の国旗と花を手にして立っていた。
 朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が歓迎儀式の場に姿を現した。
 12時きっかりに、プーチン大統領が乗った車が金日成広場に到着した。
 歓迎曲が響く中、敬愛する金正恩同志がウラジーミル・プーチン同志を温かく迎えた。
 金正恩同志はプーチン同志に、党と政府、軍部の幹部たちを紹介した。
 金正恩同志は、ロシア連邦のセルゲイ・ラブロフ外相、デニス・マントゥロフ政府第1副首相、アレクサンドル・ノバク政府副首相、ドミトリー・ペスコフ大統領府副長官兼報道官、ユーリー・ウシャコフ大統領対外政策担当補佐官、アンドレイ・ベロウソフ国防相、アレクサンドル・コズロフ天然資源環境相兼ロ朝政府間貿易・経済および科学技術協力委員会ロシア側委員長、ミハイル・ムラシコ保健相、ロマン・スタロボイト運輸相をはじめとするロシア側随行員とあいさつを交わした。
 ロシア連邦大統領を歓迎する儀式が始まった。
 金正恩同志がプーチン同志と共に壇上に上がると、ロシア連邦国歌と朝鮮民主主義人民共和国国歌が荘重に奏楽される中、21発の礼砲が撃たれた。
 朝鮮人民軍儀仗隊長がプーチン同志に迎接報告をした。
 金正恩同志の案内を受けてプーチン同志が朝鮮人民軍儀仗隊を査閲した。
 朝鮮人民軍儀仗隊の分列行進が行われた。
 歓迎儀式が終わると、とどろく歓呼の中で数多くのゴム風船が飛び立って6月の澄み切った空を美しく飾った。
 朝鮮人民軍の空軍飛行隊がロシア連邦の国旗を象徴する三色の煙霧を吹き出しながら広場の上空を通過した。
 プーチン同志は、金正恩同志が今回のピョンヤン訪問に深い関心を払い、手厚く歓待していることに心からの謝意を表した。
 広場全体に歓喜の花の波、踊りの輪が繰り広げられる中、金正恩同志とプーチン同志がオープンカーに乗った。
 群衆は、長い歴史と伝統を有している強固で真実な朝ロ友好の絆を一層強固にし、新時代の要求に相応する全面的かつ戦略的な強化・発展の道へと確実に導く最高首脳たちを仰いで感激の歓呼の声をあげた。
 朝ロ最高首脳たちは、群衆の前を通り過ぎながら温かく答礼した。
 由緒深い金日成広場で挙行されたロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領の訪朝を歓迎する儀式は、朝ロ両国人民の友好と団結、真の戦友関係をはっきり誇示した歴史的シーンとして記された。