/ フィーチャー
兵士たちを訪ねていく
 偉大な金正日国防委員長は、朝鮮人民軍の強化・発展に不滅の業績を上げました。
 1990年代の中頃、金正日国防委員長は敵対勢力のしつこい押しつぶし策動を断固粉砕し、人民軍を強めるための先軍指導を続けました。
 1996年11月、国防委員長はチョ島に向おうと小さい快速艇に乗りました。
 チョ島は朝鮮西海にある島です。
 その日は早朝からとても天気が悪く、随員たちは、国防委員長に晴れの日を選んでチョ島を視察することを願い出ました。
 しかし国防委員長は、兵士たちに会いに行く道は時化る海も、嵐も防ぐことができない、兵士たちがわれわれを待っていると言い、島へ向いました。
 カメラマンも国防委員長に同行していましたが、結局、国防委員長がチョ島へ行く全過程をカメラに収めることができませんでした。
 山のような波がしぶきを散らしながら、容赦なく船を叩きました。荒波に揉まれて揺れる小さい船は、何回となく、目まいがするほど高い波の上に乗せられたり、再び落ちたりしながら進みました。
 体を維持するのも難しく、カメラまで破損した時、カメラマンは気が気でありませんでした。
 カメラに収められなかったチョ島への船路、それは国防委員長がかき分けた困難かつ危険千万な道を物語っています。
 たとえ、カメラには収められなかったものの、金正日国防委員長が断行した歴史の航行は、国の海に歴然と刻まれました。
 休みなく続いた国防委員長の先軍の道があって、人民軍兵士たちは無敵の勇士に育ちました。









 偉大な金正日国防委員長の先軍の道は、朝鮮人民軍の百戦百勝の歴史と共にいついつまでも輝くでしょう。