タングン王陵

タングン王陵(檀君王陵)は、ピョンヤンのカンドン郡ムンフン里にあるテバク山の麓の尾根にあります。
タングンは、朝鮮の歴史で初の古代国家である古朝鮮を建てました。

タングンは、20世紀末までも神話の中の存在として知られ、タングン朝鮮も伝説の物語として伝えられました。しかし、1993年2月、タングンの遺骨と遺物が発掘されることで、タングンが神話の中の存在ではなく、発掘当時から約5011年前に生まれた実在の人物であったことが科学的に解明されました。
タングン王陵の延べ坪は45ヘクタールです。
墓は、上が削られた正四角錐形で、下から上に上がりながら大きさを次第に縮める方法で高く積み上げた石塚です。
墓は、9段からなり、一つの段は、また3段に分けられて少しずつ次第に縮められています。
玄室の正面には、タングンの画像が掛けられています。
玄室の床には二つの棺台が南北の方向に並んで据えられ、その上には、タングンと妻の遺骨がある棺がおのおの置かれています。
昔から朝鮮人民は、タングンが生まれた日である10月3日を天が開かれた日の意味の開天節として、この日に、タングン祭事を行いました。
このような風習が今にも伝えられ、毎年、タングン王陵では、タングン祭礼が行われています。

タングン王陵は、朝鮮民族の建国の始祖であるタングンの遺骨を安置しており、タングン朝鮮時代の発達した文化と政治・経済・軍事の威力を見せる歴史的内容が込められていて、貴い文化財となっています。