発明家の薬剤師
製剤科に勤めるハン・ヨンさんです。
これまで、ハンさんは価値ある研究の成果を出した発明家として専門家に注目されました。
この前もコリョ薬種の新しい抽出方法を出しました。
ハンさんはその方法について次のように語っています。
「凍結処理の工程を踏むこの方法は短時間にコリョ薬の有効成分の抽出量を増やし、抽出の回数と時間を短縮することで、コストを下げるだけでなく、薬の効能も高める抽出方法です」
この方法は2024年に国家発明証書と発明導入の証書を受けており、「全国医療保健部門科学技術の成果展示会・2025」で高く評価されました。
ハンさんは数年前から、コリョ薬を新たな方法で抽出できないものかと思案をめぐらしたそうです。
コリョ薬の生産で重要な薬種の抽出は電力消費の大きい工程でした。
病院にある製剤設備の電力消費はハンさんにとって見過ごすことのできないことでした。
自分でそれを解決しようと決心したハンさんは自分流の抽出方法を模索しました。
そうするうちに、薬種の冷凍と解凍で抽出する方法に思いつきました。
この方法の現実導入を目指したハンさんはすかさず、実験に入りました。
多くの手間をかけて実験を繰り返しましたが、失敗したり、難関にぶつかって頓挫したりもしました。
けれども、普通の労働者の息子である自分の才能を伸ばしてくれ、薬剤師にまで育ててくれたこの国に報いる一念に燃えて、粘り強い奮闘で難題に取り組みました。
ハンさんはついに、凍結処理による薬種の抽出の効果を科学的に証明し、研究を深めて、薬種の量に準じた合理的な凍結の温度と時間も具体的に確定しました。
やがて、ハンさんは凍結処理による薬種の抽出方法とシステムを完成しました。
ハンさんの研究の成果は節電の効果ありながらも高い抽出率を出すことで専門家の好評を受けました。
このほかにもハンさんはエネルギーと原料の節約につながる転化糖の生産方法と特有の方式の結核治療薬処方の構成法などを次々と出すことで、医学の進歩に少なからず貢献しました。
発明家の薬剤師であるハン・ヨンさんは今も国に少しでも役に立ちたいという愛国の思いを持って、より高い目標目指して研究に打ち込んでいます。