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コリョ医学と現代医学を結び付ける
 昨年11月、ピョンヤンでは「全国保健医療部門の科学技術の成果展示会・2025」が開催されました。ここで専門家の関心を集めた医師がいました。
 ポトンガン区域病院のキム・スヒャンさんです。
 キムさんが出品した「ペルテス病の臨床の症状を改善するための治療法」は、治療時間と安静期日が短いだけでなく、治療効果が良いことで高く評価されました。



 キムさんに言わせますと、展示会の後、多くの患者が訪ねて来てこの方法で治療を受けたとのことでした。
 「普通、ペルテス病は、外科的な手術でのみ治療できる難病の一つとされています。私は現代医学と朝鮮民族の伝統医学であるコリョ医学を組み合わせた新たな治療法を臨床に取り入れました」
 これまでの10数年間、キムさんは現代医学とコリョ医学を結び付けた新たな治療法の研究に苦心しました。
 すでに医科大時代に臨床で意義ある科学技術上の諸問題を研究し、2015年に大学生科学探究賞も授かりました。
 大学を卒業した後は、仕事の合間にコリョ医学の研究をさらに深めました。
 研究の重点は、病院でよく使われる薬物で骨の崩れを食い止め、コリョ薬で骨の栄養物質を強めて治療効果を高めることでした。
 単なる発見や創造でなく、人民の健康増進に役立って始めてその価値が決まる、これがキムさんのモットーです。
 キムさんは、コリョ薬種の薬理作用と適用範囲、病気別のコリョ薬の利用方法を詳しく分析した上で治療法を完成するため昼夜兼行の研究を続けました。
 試行錯誤の挙げ句、2019年に新たな注射薬を開発し、コリョ薬の服用を合わせた治療法を完成して臨床に導入しました。
 新たな治療法のメリットについて医師のパク・チュンリョルさんはこう言いました。
 「同じ医師としてキムさんの治療法はとても優れたものだと思います。複雑な外科的手術なしに簡単な治療で患者の痛みと手術の負担を減らすことができます。これは、現代医学とコリョ医学を併合して患者の完治率を高める優れた治療法です」
 今もキムさんは、コリョ医学と現代医学を結び付けた新たな治療法の探求に思索と情熱の限りを尽くしています。