ファッションデザイナーの思い
朝鮮のアパレル研究の中心地とも言える地方工業省の食料日用研究院管轄のアパレル研究所のデザイナーたちは、個性的でユニークなデザインの創作に心魂を傾けています。
ここから出たデザインは性別、年齢別、職種別に様々で、個々人の好みと美感、体型を具体的に考慮したものです。
デザイナーたちがとても重視するのは色です。
衣服の色には着る人の文化水準と人格が映るとのこと。時と場所、季節や好みに応じてそれ相応の色の服を選ぶのはこのためなのではないでしょうか。
ここのデザイナーたちは肌色と体型の長点を生かし、欠点を隠すため、薄い色と濃い色、中間色を見事に使っています。
このようにして創作された各種のデザインは「婦人服の形と設計の資料」、「紳士服の形と設計の資料」という本に連載されて国中に普及しています。

朝鮮で定期的に開かれるアパレル展示会はアパレル部門の技術者と生産者にとって、衣服の設計に対する眼目を広め、そのレベルアップを図る重要な契機となっています。
「アパレル展示会・2024」で最優秀賞を受けた女性たちです。

「アパレル展示会・2024」で最優秀賞を受けた女性たちです。

40数年をアパレル部門で働いているピパ洋服店の裁断士キム・ミョンファさん(左側の女性)は展示会に様々な紳士服を出品して、専門家と大衆の評価を受ける過程に、紳士服の設計と加工技術をいっそう高め、わけても紳士用オーバーの製作で自信が持てました。キムさんは紳士用オーバー部類で最優秀賞を受けました。
モランボン・ウンハ・アパレル工場の技術準備係のパク・ミリョンさん(真ん中の女性)は婦人用綿入れ部類で、ウェソン洋服店の責任者ケ・ウンビョルさん(右側の女性)は婦人用スーツ部類で最優秀賞を受けました。
馬子にも衣装と言われていますが、人々の容姿は衣服によって引き立てられます。こういう点でデザイナーは人々の姿を美しく整えてあげる園芸家も同じだと言えます。
モランボン・ウンハ・アパレル工場の技術準備係のパク・ミリョンさん(真ん中の女性)は婦人用綿入れ部類で、ウェソン洋服店の責任者ケ・ウンビョルさん(右側の女性)は婦人用スーツ部類で最優秀賞を受けました。
馬子にも衣装と言われていますが、人々の容姿は衣服によって引き立てられます。こういう点でデザイナーは人々の姿を美しく整えてあげる園芸家も同じだと言えます。
着る人が10人なら10種のデザインを、100人なら100種のデザインを出すべきだと言っているデザイナーたちです。
こうした思いによって朝鮮の衣装文化は日増しに発展し、街はいっそう明るくなっています。
こうした思いによって朝鮮の衣装文化は日増しに発展し、街はいっそう明るくなっています。