トップ１０の教員が２人も排出する
ファンヘ北道の道都サリウォン市のウンハ小学校では、二人の教員がトップ１０の教員称号を受けました。
リ・ミョンスンさんは、児童の年齢的、心理的特性に合う新しい教授方法を相次いで探求して教授で実績を上げる他、母親の思いで児童を立派に育てることで、２０２１年にトップ１０の教員称号を受けました。（右）
チャ・ギョンヒさんは、天性と素質に応じた教育で、数十人の児童が立派な文学作品を出すようにし、児童の実践活動能力と知的能力を開発するための問題を作成する上で中枢的役割をしたことで、２０２３年にトップ１０の教員称号を受けました。（左）
制定されてから２０２４年までの３年間、３０人の教育者がトップ１０の教員称号を受けているから、地方都市の小学校で２人の最優秀教員が輩出したというのは、大きな成果だといわざるを得ません。ここには、キム・ヘギョン校長の情熱と献身が秘められています。
キムさんが校長を勤め始めたのは２０１８年からでした。
教員の時、教育方法もさることながら、身だしなみと言行に至るまで教育者の資質を円満に整えるため、絶えざる努力を傾けてきたキムさんは、自分に対する要求度をさらに高めました。
教務行政のことで常に忙しい時でも、新しい教授方法をたゆみなく探究し、教員の資質向上に役立つ本も執筆して、教員の模範になりました。
学校では、児童に学んだ内容を完全に理解させるのを教授の基準として、児童の学びの意欲と積極性を呼び起こしています。
教員の誰もが授業の時間に、周りの生活と結び付けられた問題を提示し、児童が一つの事物現象を見ても学んだ知識と結び付けて観察し、分析できるよう意図的に導いています。特に児童の観察力と記憶力、分析力など知的能力を育ませ、実践活動能力を高めるのに力を入れています。
学科コンテストを組織する時も、教材の内容と結びつけた実践活動能力の判定問題と知的能力の判定問題の比重を高めて、児童が暗記式学習方法から抜け出て、全ての学習の内容を原理的に認識するようにしています。
キム校長の高い要求度は、教員の資質向上と児童の実力で目覚しい変化をもたらし、実力向上の烈風の中、二人の教員がトップ１０の教員称号を受けたのです。
多くの人が並外れのその情熱に舌を巻いていますが、国から任された教壇を守り、輝かせるには、まだ程遠いと思っているキム校長です。