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好評を博している生物農薬
 朝鮮では穀物生産を増やすために効能の高い生物農薬を工業的な方法で多量生産すると共に、より効能の高い農薬の開発に力を入れています。



 ピョンヤン生物技術研究院には、無菌化、集塵化、無人化が高いレベルで実現し、世界的に発達した幾つの国だけが独占している生産技術も確立して、生物農薬を工業的な方法で量産できる土台が築かれています。
 ソ・ハクチョル院長のお話です。
 「今、農業部門で一番の難題となっているのは化学農薬に耐性をもつ色々な病害虫が発生していることです。それで農薬の効力が下がりつつあります。この問題を解決するため研究院では国内の原料で農薬補助剤など農薬生産の原料を開発し、これまでに比べて殺虫効果が倍以上の新たな農薬を開発しました」
 科学技術の競争で他国を押さえつけるとの民族的自尊心と愛国心、自信満々とした野心は新たなアイディアと情熱を生み、それはそのまま新たな研究の成果につながりました。





 研究院で開発した生物農薬は人体と土壌、生態環境への悪影響がまったく無く、効能大ということで導入先の好評を博しています。
 研究院の開発チームは生物農薬の生産コストを下げ、産量を増やして全国的ニーズを満たすよう生産土台をしっかり固めるための探求の日々を送っています。