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創造タイプの人材に育つ
 科学技術と経済の絶え間ない発展は人材の役割を抜きにして考えられません。
 キムチェク工業総合大学では高い探求能力と応用能力を持つ創造タイプの人材を育てるのに力を入れています。
 先日、オープンした総合実験教育館を通じて、教育の質的水準をさらに高めています。
 総合実験教育館のキム・ヒョンソン副館長のお話です。
 「総合実験教育館では鉱物の探査や加工から金属と採掘工業部門、エネルギー生産部門、IT、オートメ化、逓信の各部門に至るまで工業部門全般の実習を行えます。また、実験・実習だけでなく先端製品の開発と生産も行える実験室も設けられています」
 総合実験教育館で行う実践・実技教育はその内容が豊かなので、工学専門の大学の特性と教育学の要求にも十分に適しています。



 実験室にはフレキシブル生産実験システムとインターネットによるAI化総合実験装置など先端設備が揃っています。
 実験室で学生たちは将来の経済発展の方向についての先端知識を習得し、実践タイプの人材に準備しています。
 ロボット操縦とCNC設備の操縦、統合生産システムの実験も行い、設備を運転しながらその性能を把握しています。
 そして、酸素熱法溶鉱炉での銑鉄の生産工程と酸素転炉での鋼鉄生産工程の実習など鋼鉄生産の全ての工程についての実習を行っています。







 以前は学生が生産現場に出なければできなかったことを、今は近代的な実験室で十分習得できます。
 大学では実践・実技教育の土台を一層固めるため、各学部に部門別実験教育センターを設けようとしています。
 実験・実習教育を通じて学生の誰もが豊かな知識と高い実践・実技の能力を持つ創造タイプの人材に育つことでしょう。