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経済的価値のある木々をより多く
 朝鮮労働党中央委員会第8期第19回政治局拡大会議では、今後の地方経済の確実で急速な発展を実現し、国家の全面的繁栄に大きな力となる「地方発展20×10の政策」の実行対策と主な政策上の工事を繰り上げて締めくくるための問題が慎重に協議され、決定されました。
 これに従って、地方工業工場の建設を毎年、20個の郡ずつ行うと共に国中のすべての市、郡でその運営に必要な原料源を造成するための取り組みが進められています。
 国土環境保護省管轄の中央育苗場では、地方経済の発展と人民生活の向上に必要な苗木の生産に力を入れています。
 国土環境保護省中央育苗場のパク・クァンギュン主任のお話です。
 「これまで育苗場では、主として造林用のケヤキを始め松の木、チャンソン・カラマツなど高木の生産に携わってきました。今年からは地方工業工場の原料源となる野生の果樹と油脂樹など経済的価値のある木々を多く生産する目標を立て、その生産の準備に取り掛かっています」





 今、育苗場では、3月から種まきが始まるので、それに応じて苗木の生産の準備を着実にしています。
 有機質肥料とフミン酸肥料を屋外栽培場に多量搬出して、土壌の肥やしに役立てています。
 これと共に、苗木の生産の集約化のための準備にも大きな力を入れています。



 また、苗木の生産に欠かせない基質の生産を追いつかせ、温度と湿度を科学的に管理するための統合コントロール・システムも完備しています。
 今、育苗場の従業員は地方経済の発展と人民生活の改善でめぼしい変化をもたらす上で使命と本分をまっとうするという熱意を示しています。